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ナンピン買いは難を深める(・・?

株式投資

買った株が上がってくれればいいですが、買ったとたん下がることもあります。

そんなとき、今なら同じ銘柄をより安く買えて、平均取得価格も下げられるということで、もう少し買い増しておこうかな、と思うこともしばしばです。

いわゆるナンピン買いですが、私はこの行動が最もNGであると考えています。実際に何度か苦い経験をしました。

前の記事で株で失敗する原因として、『1つの銘柄に集中投資している。』と書きました。

おそらく多くの人は、最初から1つの銘柄に集中させるようなことはせず、このナンピン買いの結果、手持ち資金の多くを同じ銘柄に積むこととなってしまうケースが少なくないと思います。

期待通りに株価が上がれば問題ありませんが、下がってしまうと大きく損をしてしまうことになりかねません。

ナンピンは漢字では『難平』と書くようです。しかし、難を平らにするどころか、より深める結果になりがちです。

 

話が少しそれますが、私の持ち株は優待株中心の構成で、保有株数は、最もコスパのいい株数となるようにしています。

最もコスパのいい株数というのは、

例えば100株保有で商品券1000円がもらえる場合、それ以上に株を買い増しても商品券の金額がアップすることがなければ、100株が最もコスパのいい株数です。

株数に比例して配当金は増えても優待品は増えないので、同じ銘柄よりも他の優待銘柄に投資した方がお得という損得勘定が働きます。

そう考えると、優待株投資は、分散投資の観点からは、うってつけのように思えます。

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