マーケットニュースを聞いていると、ブラックスワンという言葉を耳にすることがあります。
日本語に訳すと「黒い白鳥」ですが、どんな意味で使われているのでしょうか(・・?
株式市場においてブラックスワンとは、「マーケットに大きな影響を与える予測できなかった出来事」という意味で使われています。
具体的な例としては、リーマンショックや新型コロナウイルスよるパンデミックなどです。
予測できなかった出来事には、悪材料のほか、好材料もありますが、ブラックスワンは株価にとってマイナスとなる悪材料を意味します。
また、類似の用語として、「テールリスク」があります。意味するところは、「発生する確率は低いものの、発生すれば巨額の損失をもたらす出来事の生じる可能性」です。
言い換えると、ブラックスワンが起こる可能性という意味ですね。
株価は、将来の企業業績の予測に基づいて形成されるため、今後の企業活動にマイナスの影響を与える想定外の出来事は、株価にとって大きなマイナス要因となります。
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